「光の音符」は、障害を持ちながらプロの演奏家をめざす若い才能を、物心両面から支援し、同時に障害を持つ人にも音楽を提供していく事を目的に1994年3月に活動を開始しました。 |
私たちは、音楽がいまだに一部の恵まれた人たちだけのものである現状に対して、「音楽は公共の財産である」と考え、「音楽をすべての人にフェアに!」ということを、実践を通して社会に提言していこうとしています。 |
音楽の感動を共にする体験は、障害を持つ人と共に生きることの意味を、改めて問う機会を人に与え、心のレベルでの交流は、言葉によるもの以上に、相互の理解を深める手だてになるといえないでしょうか。 |
「光の音符」は人と人が自然に支え合い、どのような立場にある人にも学ぶ機会や音楽を聴く機会が開かれた暖かい社会の実現をめざして、地域に根ざした活動を、着実に進める組織でありたいと願っています。 |
主な活動内容
|
コンサート会場に、点字プログラム(及び拡大字プログラム)を毎月定期的に作成・提供する。 また、会場において目や体の不自由な人の介助を行う。【2003年度、33会場、提供部数611部】 |
|
年に1度、内外から優れた演奏家を招いて演奏会を行い、様々な立場の人と共に音楽を楽しむ場を提供する。また演奏会の会場では、点字版・拡大字版プログラム、介助者、手話通訳者、保育室等を用意する。 |
名称 | 日付 | 内容(出演者) |
第1回主催演奏会 | 1994年10月14日(日) | クラウス・オッカー バリトンリサイタル |
第2回主催演奏会 | 1995年10月10日(日) | 韓 伽イ耶 ピアノリサイタル |
第3回主催演奏会 | 1996年10月20日(日) | 和波孝禧 ヴァイオリンリサイタル |
第4回主催演奏会 | 1997年9月23日(火) | 池宮正信 アメリカンラグタイムコンサート |
第5回主催演奏会 | 1998年11月15日(日) | 長岡輝子 宮沢賢治を語る |
第6回主催演奏会 | 1999年9月22日(水) | ハーゲン 弦楽四重奏団 |
第7回主催演奏会 | 2000年11月23日(木) | 佐藤康子 ソプラノリサイタル |
第8回主催演奏会 | 2001年10月7日(日) | 韓 伽イ耶 ピアノリサイタル |
第9回主催演奏会 | 2002年11月10日(日) | クラウス・オッカー バリトンリサイタルU |
10周年特別企画 | 2003年6月6日(金) | カヴァサントリオ 「初夏に春」 |
第10回主催演奏会 | 2004年1月12日(月) | 千住真理子 ヴァイオリンリサイタル |
第11回主催演奏会 | 2004年12月12日(日) | 武久源造 「鍵盤楽器の楽しみ」 |
第12回主催演奏会 | 2005年12月23日(金) | 佐藤康子 ソプラノリサイタル |
第13回主催演奏会 | 2005年2月4日(日) | きょうと金管五重奏団コンサート |
第14回主催演奏会 | 2008年2月17日(日) | きょうと金管五重奏団コンサート |
第15回主催演奏会 | 2009年3月8日(日) | 韓 伽イ耶 ピアノリサイタル |
主催演奏会の他にも年に1〜2度、コンサートを企画し提供しています。(企画コンサートなど) 【2003年度は、10周年記念事業として2003年8月20日(水)古いピアノの物語】 |
|
地域の施設・病院・学校等に出向いて手作りの無料コンサートを行い、音楽を生で聞く機会を持ちにくい人に、音楽を楽しむ場を提供する。 |
2004年7月24日改正/2005年3月31日修正版
(2006年4月、ウェブサイト及びメールアドレスのみ修正)